【東京公演 映像配信決定!!】

【東京公演 映像配信決定!!】

2021OICMAのラストを飾った9/14(火)第一生命ホール公演の模様を、今度は映像でじっくりお楽しみいただけます!

奥志賀高原という自然あふれる素晴らしい環境での合宿とコンサートを経て、とことん室内楽に向き合う日々を送ったアカデミー生たち。
情熱がいっぱい詰まった4組のクヮルテットと、全員による迫力のある弦楽合奏の演奏を、臨場感たっぷりのカメラワークによる映像でご堪能ください。

会場にお越しいただけなかった方や、OICMAにいつかぜひチャレンジしてみたいと思っている若い音楽家の方にもぜひご覧いただけたら幸いです。

◎配信内容
2021年9月14日(火)第一生命ホールにて実施した「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀 東京公演」の模様

●視聴お申込みサイト
イープラス Streaming+
https://eplus.jp/ozawa-streaming/
●視聴お申込み期間
9/25(土)AM10:00~10/8(金)22:00
●視聴可能期間
10/2(土)AM10:00~10/8(金)23:59
●視聴料 1,000円(税込)
※日本以外のエリアからはご利用いただけません、ご了承ください。
◎Streaming+ご利用ガイド
https://eplus.jp/streamingplus-userguide/

◎曲目と演奏者
・モーツァルト:弦楽四重奏曲 第19番『不協和音』より第1楽章
Violin:木ノ村 茉衣、小椋 小野花
Viola:中村 詩子 Cello:瀧川 春香

・ラヴェル:弦楽四重奏曲より第3楽章
Violin:谷本 沙綾、藤岡 佐恵子
Viola:芝内 もゆる Cello:松蔭 ひかり

・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番より第1&3楽章
Violin:吉江 美桜、東條 太河
Viola:山本 周 Cello:矢部 優典

・ブラームス:弦楽四重奏曲 第2番より第1楽章
Violin:島方 瞭、青木 馨音
Viola:岡田 桃佳 Cello:黒川 真洋

・エルガー:序奏とアレグロ
演奏:全員

◎講師
原田 禎夫(チェロ) 
川本 嘉子(ヴィオラ) 
フェデリコ・アゴスティーニ(ヴァイオリン)
小澤 征爾

photo : Michiharu Okubo_2021OICMA
#2021OICMA

東京公演

9月14日(火)夜、第一生命ホールにて東京での2021OICMA披露公演が無事開催されました。
公演実現に向けて様々な感染症対策を講じての実施となりました。
奧志賀での日々からそれぞれに限界まで音楽を深く追求する日々を過ごしてきたアカデミー生達。
それぞれのエネルギーと想いの詰まった演奏が第一生命ホールの素晴らしい音響空間の隅々まで響き、熱演に大きな拍手が寄せられました。
まだまだこれからも続くアカデミー生達の音楽探求の旅へ、心からのエールを!
最後の最後までご指導くださった講師の先生方、ご来場くださったお客様、スポンサーの皆様、誠にありがとうございました。







【小澤コンサート】

9月13日(月)午前、長野県山ノ内町立山ノ内中学校体育館にて「第36回小澤コンサート」(クローズド公演)が開催されました。「若い人達に一流の音楽を体験させたい」との小澤征爾の想いから、1986年より開催されています。
自身の子ども達のスキー学校への付き添いがきっかけで小澤征爾は奥志賀に出会い、その自然溢れる土地と人々に惚れ込み、その後やがて、音楽仲間たちとコンサートを開くようになります。その流れの中で、地元の方々のご協力のもと、この山ノ内中学校での「小澤コンサート」が開催されるようになりました。OICMAが始まるよりずっと前から続いている特別なコンサートです。
本年は、まずOICMAのアカデミー生が数曲生演奏を披露し、その後、学生の皆さんによる合唱のビデオ映像がお礼の演奏として流されました。
いつもは校歌を一同全員で合同演奏するのが恒例なのですが、感染予防のため、今回は生徒さんの指揮でアカデミー生が校歌を演奏しました。
来年は全員で一緒に演奏できますように!!
明日9月14日(火)夜はいよいよ東京公演!
当日券の発売は18時15分より会場受付にて、若干枚数販売いたします。(事前のご予約は終了いたしました。)

◎ご来場されるお客様へ感染予防対策のお願い◎

 

photo : Michiharu Okubo_2021OICMA

奥志賀高原 森の音楽堂コンサート!

9月12日(日)15時30分開演、ついに奧志賀高原 森の音楽堂にて披露公演が行われました。
音楽的な実りがたくさん!
厳しくも温かい指導を連日してくださった講師陣も見守る中、各クヮルテットとも手応え十分、集中力抜群の素晴らしい演奏を披露しました。
雪の結晶を模したとされる六角形のあたたかい木の空間・森の音楽堂が、気鋭の若手音楽家たちの弦楽の響きに満たされました。
コロナ禍が続く大変な中、ご来場くださったお客様、また長年にわたりご主催くださっている奧志賀高原常会の皆様、ご協賛の皆様に、心から感謝申し上げます。
アカデミーの日々はまだ続きます。
明日9月13日(月)は山ノ内中学校でのコンサート(クローズド公演です)。
明日のリポートをお楽しみに!
そして9月14日(火)東京公演(19時開演、第一生命ホール)へと続きます。東京公演も、予定通りに実施いたします。
若さと真剣さ一杯の演奏をご期待ください!
公演詳細
https://ozawa-academy.com/concert


2021OICMA【モーツァルト組】
2021OICMA【ラヴェル組】
2021OICMA【ブラームス組】
2021OICMA【ベートーヴェン組】
2021OICMA エルガー:序奏とアレグロ
主催の奥志賀高原常会のみなさん
2021OICMA 森の音楽堂公演終演後!

エルガー:序奏とアレグロ

受講生たちは、講師陣からの宝物のようなメッセージが詰まった指導を受け、奥志賀高原の澄んだ空気と森の中、音楽をさらに探求し続けています。
小澤征爾は弦楽アンサンブルをとても大事にしており、OICMAでは毎年、受講生全員で取り組んでいます。
今年の曲は、イギリスを代表する作曲家エルガー(1857-1934)による「序奏とアレグロ 作品47」。弦楽四重奏+弦楽オーケストラの編成。弦楽アンサンブルの傑作のひとつで、ドラマティックに展開する音楽は聴き応えたっぷりです。

9月11日(土)は、明日の本番に向けて、森の音楽堂にてこのエルガーの練習を行いました。音楽堂の素晴らしい音響の中、音楽が鮮やかさを増し、どんどん凝縮され変化していきます。
また、この曲の演奏には、コントラバスの岡本文音さんが賛助出演。低音がさらなる深みを加え、全体を支えます。
いよいよ明日9月12日(日)は森の音楽堂での披露演奏会。
熱演をご期待ください!

聴き合い会

合宿4日目の9月9日(木)夜、披露演奏会の会場でもある森の音楽堂にて、OICMA恒例の「聴き合い会」が行われました。


森の音楽堂は、小澤征爾のアドヴァイスによって作られた、木がふんだんに使われ音響豊か、ステージと客席の境がなくとても親密感のあるコンサートホール。特別な響きの中、各クヮルテットがこのアカデミーで取組中の曲を全員の前で演奏し、お互いの演奏をじっくり聴き合います。
連日、自分たちの音楽を模索する日々の中、未完成ながらも人前で演奏することで、それぞれに見えてくるもの・感じるものが膨大だった模様。同時に、他のクヮルテットの演奏を聴くことからも大きな刺激を受けていました。
いよいよ近づいてきた披露演奏会まであとわずかな時間。各々のメンバーがさらに音楽を深く追求していく時間が続きます。

ベートーヴェン組
モーツァルト組
ラヴェル組
ブラームス組

合宿2日目 9/7(火)

2日目は爽やかな晴天!
朝から4つのクァルテットに分かれて集中的な練習が行われました。
「クヮルテットは、ソロやオーケストラを問わず、弦楽器奏者のすべての基本」という小澤征爾の理念の下に若いアカデミー生達を指導するのは、
原田禎夫(チェロ)
川本嘉子(ヴィオラ)
フェデリコ・アゴスティーニ(ヴァイオリン)
という第一線の講師陣。

身振り手振りを交えての熱い指導を受け、アカデミー生たちは、より自由な、大胆かつ繊細、イマジネーションあふれる演奏を目指して、それぞれの音楽を深堀りしていく真剣作業の時間が続いています。
夜は全員で合奏の練習初回。今年はエルガー作曲「序奏とアレグロ 作品47」に全員で取り組みます。

奥志賀高原は、すでに秋のはじまりを感じる涼しさ。
夜の気温は7℃程まで下がります。
昼間の高原には、夏の名残りを感じさせるりんどうが元気な姿を見せてくれていました。