合宿4日目の9月9日(木)夜、披露演奏会の会場でもある森の音楽堂にて、OICMA恒例の「聴き合い会」が行われました。
森の音楽堂は、小澤征爾のアドヴァイスによって作られた、木がふんだんに使われ音響豊か、ステージと客席の境がなくとても親密感のあるコンサートホール。特別な響きの中、各クヮルテットがこのアカデミーで取組中の曲を全員の前で演奏し、お互いの演奏をじっくり聴き合います。
連日、自分たちの音楽を模索する日々の中、未完成ながらも人前で演奏することで、それぞれに見えてくるもの・感じるものが膨大だった模様。同時に、他のクヮルテットの演奏を聴くことからも大きな刺激を受けていました。
いよいよ近づいてきた披露演奏会まであとわずかな時間。各々のメンバーがさらに音楽を深く追求していく時間が続きます。