【明日東京公演! プログラムはこちら】

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いよいよ明日、今年のアカデミーの集大成を披露する東京公演が行われます。24名が6組のクヮルテットに分かれ、それぞれの1曲にじっくりと取り組んできた10日間。これからのクラシック音楽界を担う若手演奏家たちが紡ぎだすハーモニーを、ぜひご覧ください。
当日券は18時から、会場の紀尾井ホールで発売します。

●ハイドン:弦楽四重奏曲第60番 ト長調 Op. 76-1, Hob. Ⅲ: 75
 Ⅰ. Allegro con spirito IV. Finale: Allegro ma non troppo
ヴァイオリン:木ノ村 茉衣(1楽章 1st)、柴山 貴喜 (4楽章 1st)ヴィオラ: 岡田 桃佳 チェロ: 佐藤 桂菜

●シューマン:弦楽四重奏曲第3番 イ長調 Op. 41-3
 Ⅰ. Andante espressivo – Allegro molto moderato
 Ⅲ. Adagio molto
ヴァイオリン: 会田 莉凡 (1楽章 1st)、飯守 朝子 (3楽章 1st) ヴィオラ:林 廷玟  チェロ:黒川 実咲

●ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op. 74「ハープ」 
I. Poco Adagio – Allegro
ヴァイオリン:東條 太河、齋藤 碧 ヴィオラ:三国 レイチェル由依 チェロ:刘 嘉麒

●ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op. 10
 I. Animé et très décidé Ⅲ. Andantino, doucement expressif
ヴァイオリン: 石倉 瑤子 (1楽章 1st)、孫 皒引 (3楽章 1st)
ヴィオラ:于 明月 チェロ:黒川 真洋

●メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op. 13
 I. Adagio – Allegro vivace
ヴァイオリン:张 桦、蔭井 清夏 ヴィオラ:鄭 成優 チェロ:林 丕偉

●ブラームス:弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op. 51-2
 I. Allegro non troppo
ヴァイオリン:城戸 かれん、福田 俊一郎 ヴィオラ:瀧本 麻衣子 チェロ: 矢部 優典

【弦楽合奏】
●メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op. 20
I. Allegro moderato ma con fuoco

コンサート

【奥志賀公演 満席のお客様と笑顔で終演!】

2019年小澤国際室内楽アカデミー奥志賀の一つ目の山場、奥志賀公演が無事終了いたしました。今月20日から始まった合宿の成果を見に、奥志賀高原 森の音楽堂まで足を運んでくださったお客様はなんと320人以上! 最後には追加でイスを出すほどの盛況となりました。

トップバッターを飾ったのは、平均年齢19歳の若手チームが奏でるハイドン。何度も壁にぶつかり、もがいたハイドン組でしたが、自分たちなりの答えに一歩近づけたようです。
2組目は、奥志賀経験者で固めたブラームス組。若手たちが追いかけたくなる先輩の背中を、しっかりと見せつけました。3組目が披露したのは、ベートーヴェンの「ハープ」。連日猛練習した成果を存分に音に表しました。
4組目にステージに立ったのは、ドビュッシー組。極限まで研ぎ澄ました集中力と繊細な音色に、演奏が終わってから拍手が鳴るまでしばしの間があったほど。全員がその余韻に浸りました。
5組目はメンデルスゾーン。奥志賀経験者と初参加が半々だったチームは、英語で一生懸命コミュニケーションをとり、素晴らしい四重奏を響かせました。
休憩をはさみ、クヮルテットの最後を飾ったのはシューマン組。まさに6組の最後を飾るにふさわしい演奏を披露しました。後には24名全員と、川本嘉子先生、ジュリアン・ズルマン先生もステージに乗り、メンデルスゾーンの弦楽八重奏を演奏。開演時には降っていた雨もいつの間にか止み、キラキラと日が差す音楽堂にぴったりの朗らかな弦楽合奏が、1週間にわたる合宿の成果を見ごとに表しました。
若いアカデミー生の成長が止まることはありません。「最後の2・3日でびっくりするぐらい伸びる」と話すのは、講師の原田禎夫先生。
東京公演は7月31日に紀尾井ホールで行います。チケット絶賛発売中です、ぜひご来場ください。

コンサート

【奥志賀公演 ついに明日!】

20日から始まった合宿もついに大詰め、明日は奥志賀高原にある、森の音楽堂での奥志賀公演です。
1週間に及ぶ集中的なレッスンと練習で、アカデミー生たちが受け取り、考えたものとはーー。今日のゲネプロで講師の一人から聞こえたのは「よく勉強してきた。あとはステージの上で音楽を楽しむこと」という言葉でした。
明日15:30からの公演チケットは発売中です。緑に囲まれた素晴らしいホールでの演奏を、ぜひ聴きにいらしてください。

コンサート


【奥志賀合宿5日目 合奏に続いて”聴きあい”練習も】

連日雨模様だった奥志賀ですが、今日は久しぶりに晴れ! アカデミー生たちが拠点としているスポーツハイム奥志賀と、演奏会が行われる森の音楽堂では、合奏練習に続いて、お互いのクヮルテットを聴きあう練習も始まりました。講師たちだけでなく、同年代の仲間たちとの切磋琢磨も、彼らを磨く大事な要素の一つ。ふっと目をやると、外には今が旬のニッコウキスゲや、雨に濡れて輝く鮮やかな緑が。奏者たちの背中をそっと押しています。

【合宿3日目 音楽漬けの日々進行中】

7月20日から始まった、今年の小澤国際室内楽赤デミー奥志賀。24名の生徒たちは、情熱あふれる講師たちのもと、日々着々と演奏力・表現力を磨いています。
長野県 奥志賀高原にある宿泊所 スポーツハイム奥志賀を拠点としているアカデミー生たち。練習は朝9時ごろから始まり、昼食・夕食を挟んで、夜9時ごろまで続きます。まさに一日中音楽漬けですが、経験者の一人は「公演の前日には”時間が足りない!”と毎回焦る」と話します。一つの楽曲を、10日間にわたって徹底的に練習する生徒たちは、今日も奥志賀の緑の中、自分たちが求める音を探します。

【2019年 合宿スタート!】

小澤国際室内楽アカデミー奥志賀の合宿が本日より始まりました! 
27日(土)に、奥志賀高原 森の音楽堂で開かれる奥志賀公演と、31日(水)に東京 紀尾井ホールで行われる東京公演に向けて、合計24名のアカデミー生たちは約10日間にわたる集中的な練習を、緑あふれる奥志賀高原で行います。
”クヮルテットは弦楽器奏者のすべての基本”という小澤征爾の信念に基づき、アカデミー生たちは6グループに分かれて猛練習を開始。日・中・韓・台湾と違うバックグラウンドを持つ若手演奏家たちが、原田禎夫、川本嘉子、ジュリアン・ズルマン、小澤征爾という一流の講師たちの指導の下、それぞれの音を探求し、磨き上げます。
27日(土)・31日(水)の公演はチケット発売中です。期待の新星たちによる瑞々しい演奏を、ぜひ聴きにお越しください。

コンサート