News

【奥志賀公演 満席のお客様と笑顔で終演!】

2019年小澤国際室内楽アカデミー奥志賀の一つ目の山場、奥志賀公演が無事終了いたしました。今月20日から始まった合宿の成果を見に、奥志賀高原 森の音楽堂まで足を運んでくださったお客様はなんと320人以上! 最後には追加でイスを出すほどの盛況となりました。

トップバッターを飾ったのは、平均年齢19歳の若手チームが奏でるハイドン。何度も壁にぶつかり、もがいたハイドン組でしたが、自分たちなりの答えに一歩近づけたようです。
2組目は、奥志賀経験者で固めたブラームス組。若手たちが追いかけたくなる先輩の背中を、しっかりと見せつけました。3組目が披露したのは、ベートーヴェンの「ハープ」。連日猛練習した成果を存分に音に表しました。
4組目にステージに立ったのは、ドビュッシー組。極限まで研ぎ澄ました集中力と繊細な音色に、演奏が終わってから拍手が鳴るまでしばしの間があったほど。全員がその余韻に浸りました。
5組目はメンデルスゾーン。奥志賀経験者と初参加が半々だったチームは、英語で一生懸命コミュニケーションをとり、素晴らしい四重奏を響かせました。
休憩をはさみ、クヮルテットの最後を飾ったのはシューマン組。まさに6組の最後を飾るにふさわしい演奏を披露しました。後には24名全員と、川本嘉子先生、ジュリアン・ズルマン先生もステージに乗り、メンデルスゾーンの弦楽八重奏を演奏。開演時には降っていた雨もいつの間にか止み、キラキラと日が差す音楽堂にぴったりの朗らかな弦楽合奏が、1週間にわたる合宿の成果を見ごとに表しました。
若いアカデミー生の成長が止まることはありません。「最後の2・3日でびっくりするぐらい伸びる」と話すのは、講師の原田禎夫先生。
東京公演は7月31日に紀尾井ホールで行います。チケット絶賛発売中です、ぜひご来場ください。

コンサート

お知らせ