【2019OICMA 東京公演映像公開】

【2019OICMA 東京公演映像公開】

7月31日に紀尾井ホールで行われた、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀 東京公演。アンコールで指揮台に上がった小澤征爾の指揮による、ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第16番 Op.135 第3楽章の映像を一部ご紹介します。

【2019OICMA 東京公演映像公開】

【2019OICMA 東京公演映像公開】7月31日に紀尾井ホールで行われた、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀 東京公演。アンコールで指揮台に上がった小澤征爾の指揮による、ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第16番 Op.135 第3楽章の映像を一部ご紹介します。この楽曲は、アカデミー奥志賀で長年講師として活躍し、昨年1月に亡くなられたヴァイオリニストのロバート・マン氏が、ジュリアード弦楽四重奏団期より最も愛し、何度も指揮をした曲の一つ。近年、小澤征爾も好んで取り上げている思い入れの深い曲で、7月30日に行われたリハーサルの際にも、しみじみと「良い曲だね」と受講生たちに話していました。ベートーヴェンが完成させた最後の作品としても知られるこの曲は、今年のセイジ・オザワ 松本フェスティバル「ふれあいコンサートI」(8月18日)で、小澤征爾スイス国際アカデミーも演奏する予定です。【2019OICMA Tokyo performance Beethoven video】2019OICMA closed its curtain at Tokyo performance on July 31st at Kioi Hall. Tutor of the academy Seiji Ozawa stood on the podium at the end of the concert and conducted Beethoven: String Quartet No.16 Op.135 3rd movement. This music was loved by one of the great tutors at the academy, late Mr. Robert Mann, and he conducted this piece many times. Seiji Ozawa himself also loves this work and he said to the academy students at the rehearsal "such a wonderful music". Beethoven: String Quartet No.16 will be performed by Seiji Ozawa International Academy Switzerland at the Seiji Ozawa Matsumoto Festival "Chamber Concert I" this summer.

小澤国際室内楽アカデミー 奥志賀さんの投稿 2019年8月2日金曜日

この楽曲は、アカデミー奥志賀で長年講師として活躍し、昨年1月に亡くなられたヴァイオリニストのロバート・マン氏が、ジュリアード弦楽四重奏団期より最も愛し、何度も指揮をした曲の一つ。近年、小澤征爾も好んで取り上げている思い入れの深い曲で、7月30日に行われたリハーサルの際にも、しみじみと「良い曲だね」と受講生たちに話していました。

ベートーヴェンが完成させた最後の作品としても知られるこの曲は、今年のセイジ・オザワ 松本フェスティバル「ふれあいコンサートI」(8月18日)で、小澤征爾スイス国際アカデミーも演奏する予定です。

【東京公演 小澤征爾の指揮で終演】

オーディションを潜り抜け、世界4つの国と地域から選ばれた24名の若手弦楽奏者たち。その若手たちを叱咤激励し、10日間にわたって、熱く、温かくエールを送ってきた講師たち。合宿・練習の成果を発揮する最後の公演が、7月31日 東京・紀尾井ホールで行われました。
6組のクヮルテットそれぞれが目指すのは、いまこの瞬間に、彼らにしか紡ぎだせない音色。奥志賀高原で学び、感じたことを、音楽を愛する同世代の仲間たちと本音で語った日々を、率直に音に表します。
クヮルテットの後には、原田禎夫、川本嘉子、ジュリアン・ズルマンら講師3人も一緒にステージに乗り、総勢27名によるメンデルスゾーン:弦楽八重奏 の弦楽合奏を演奏。紀尾井ホールに、奥志賀の爽やかな風と澄み切った空を運び込みました。
公演の最後には小澤征爾が登壇し、中央に据えられた指揮台へ。受講生はもとより、3名の講師たち、そして客席にいる全員が、小澤から湧き出てくる”音楽”を見逃すまい、聞き逃すまい、と集中し、ホールは熱い静寂と情熱に包まれました。小澤が若手演奏家たちに伝えようとした”魂”は、彼らの心にしっかりと届いたはずです。ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。